独学MOS

ブックやワークシートの保護

ワークシートの保護とは

表の列名やデータの項目名など、ワークシートを利用するユーザが編集する必要のないセルに対して、ユーザが編集できないようにワークシートを保護することができます。この機能を利用することで入力が必要な項目のみを編集可能な状態にすることができるため、あらかじめ整えておいた書式などを意図せず変更してしまうことを防ぐことができます。

ワークシートを保護する設定

ワークシートを保護するには下記の手順を行います。この例ではセルA1とB1のみ編集できるように設定しています。

  1. 「ホーム」タブをクリック
  2. セルA1とB1を選択
  3. セルグループの「書式」をクリック
  4. 「セルのロック」をクリック
  5. セルグループの「書式」をクリック
  6. 「シートの保護」をクリック
  7. シートの保護ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリック

これでセルA1とB1以外は編集できなくなりました。なお、「ホーム」タブのセルグループにある「書式」をクリックして「シート保護の解除」をクリックすることでシートの保護を解除することができます。その際、シートを保護するときに表示されたシートの保護ダイアログで、シートの保護を解除するためのパスワードを設定していた場合、シートの保護を解除するときにパスワードの入力を求められます。パスワードを知っている人以外にシートの保護を解除されたくない場合に使用してください。

範囲の編集の許可

Excelには保護されているワークシート上で特定の範囲にパスワードを設定して、パスワードが入力された場合のみその範囲のロックを解除できる機能があります。以下の手順ではセルA2とB2に対してパスワードを設定し、パスワードが正しく入力された場合のみセルの編集ができるようにしています。

  1. 「校閲」タブをクリック
  2. 変更グループの「範囲の編集の許可」をクリック
  3. 範囲の編集と許可ダイアログの「新規」ボタンをクリック
  4. 新しい範囲ダイアログでセルの参照項目にA2とB2を選択して入力し、範囲パスワード項目にパスワードを設定し「OK」ボタンをクリック
  5. パスワードの確認ダイアログでもう一度パスワードを入力して「OK」ボタンをクリック
  6. 「シートの保護」をクリック
  7. シートの保護ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリック

これでセルA2とB2以外が保護された状態になります。セルA2とB2に対しては編集しようとするとパスワードが求められるようになり、設定したパスワードと入力したパスワードが一致する場合のみ編集することができるようになります。

ブックの保護とは

非表示になっているワークシートや削除されると都合の悪いワークシートに対してユーザが表示したり削除したりできないようにブックを保護することができます。この機能を使うとマクロなどで利用するための非表示ワークシートなどを勝手に削除したり表示したりできないようにすることでワークシートの構成を意図せずに変更してしまうことを防ぐことができます。

ブックを保護する設定

ブックの構成を保護するには下記の手順を行います。

  1. 「校閲」タブをクリック
  2. 変更グループの「ブックの保護」をクリック
  3. シート構成とウィンドウの保護ダイアログで「OK」ボタンをクリック

これでワークシートの構成が保護されました。なお「校閲」タブの変更グループにある「ブックの保護」をクリックすることでブックの保護を解除することができます。その際、ブックを保護するときに表示されたシート構成とウィンドウの保護ダイアログでパスワードを設定していた場合はパスワードの入力を求められます。パスワードを知っている人以外にブックの保護を解除されたくない場合に使用してください。

ブックを開くときにパスワードを要求する設定

ブックを開く時にパスワードを要求してパスワードを知っている人以外は開くことができないようにするには以下の手順を行います。

  1. 「ファイル」タブをクリック
  2. 「名前を付けて保存」をクリック
  3. ツールから「全般オプション」をクリック
  4. 読み取りパスワードにパスワードを設定して「OK」をクリック
  5. パスワードの確認ダイアログでもう一度パスワードを入力して「OK」ボタンをクリック
  6. 「保存」ボタンをクリック

これでパスワードが設定された状態でブックが保存されました。次回からブックを開くときにパスワードを要求されるようになります。